（仮）

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それは、彼が記憶を取り戻す冒険から数年経った頃
友人との待ち合わせのために恩人と一緒に訪れた
魔道書が並ぶその場所で


「ふ、二人とも・・・あの女を捕まえてくれ・・・！」



女性が一つの魔道書を盗んだのがハジマリだった。



「まて！！　その本を返せ！！」

彼は風を使って、彼女に追いつき捕まえて
彼女は暴れに暴れて、本を落としてナイフに手をかけた。


それを見た彼は電撃で弾き飛ばそうとしたそのときに


「「！？」」








二人は一瞬の光に巻き込まれ





今いた世界から

消えた。

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『世界を簡単に滅ぼすこともできる魔道書がある』



そんな噂が流れたのはいつ頃なんだろう。

真実なのか嘘なのかわからない噂を信じて、
彼女はそれらしき魔道書を見つけては盗み続けていた。

初めて飽きを知ったほど盗んで盗み続けた。
ときには相手から無理に奪うこともした。


ただ、それが欲しいがために。


そして、今。





「ここ・・・どこなのよっ・・・！？」





世界は一変した。





周りを見渡してもさっきまで彼女を取り押さえた男はいなくて、
変わりにまるで掃き溜めのような景色がいた。



訳が分からなかった。
なんでここにいるのも。
なんで景色がかわったのも。



そして
今、どんな状況に置かれていることさえ――



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※少し勘違いされそうな場所は修正済み




・・・時間がなかった結果がこれだよ！！（


こんな言い回しだけど、続きはありません。（
ちなみにわかっていると思いますが、上がヴィオ、下がミディエです・ｗ・`

・・・・・・まぁ、なんとなくじゃなくともわかるよね。


ミディエ→魔道書盗んだ。
ヴィオ→窃盗現場を目撃した。

そして、2人とも飛ばされると
でも、何故か別々の世界に飛ばされる不思議。（
飛ばされた理由はもう大体決まっているんだが、それでも不思議だぜ・・・（




ヴィオ、ミディエ、あとサブ・裏方の詳しい紹介はのちのち。
さて・・・外も明るくなってきたし、準備せねば・・・（ぐてーん