（仮）

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「・・・・・・？」

　フィチーが目覚めると、そこは朽ちた森だった。
昨日、寝る前とあまり変わりのない風景だ。
　彼はゆっくりと背伸びをした後、不思議そうにつぶやいた。

「なんだ・・・？」

　目が覚めたとき違和感を感じた。
それも14隊と戦ったときに感じた違和感と同じ。
　違和感の理由はなんだろうと思い、なんとなく見た夢を思い出そうとした。

「・・・ッ！」

　思い出そうとすると何故か苦しくなった。思い出そうと思うほど苦しく、息がしづらくなった。
その苦しさも無視して思い出そうとした。しかし、思い出すことはできなかった。

　ただ、残ったのは苦しさだけ。

「・・・・・・」

　彼は悩んだ。こんなこと今までなかった苦しみに悩んだ。
どこも怪我していないのに。変なもの食べてもいないのに。
それなのに苦しい。

　なんでこんな苦しいんだ・・・



「・・・・・・っ冷て！」

　急に冷たい水が当たってきた。
我に返り慌てて空を見ると大粒の雨が増え始め、すぐさま前が見えないほどの土砂降りとなった。

どうやら、また無意識に雨を呼んだらしい。

　近くにあった雨雲がそんな性質だったのか、前に無意識で呼んだ雨より、冷たくて、激しい。
しかし、彼は雨を止めることもせず、ずぶ濡れになりながもずっと空を見上げ続けた。


　まるで苦しみを流して欲しいと叫ぶように・・・


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そろそろやろうと思った結果がこれだよ！！（
思いっきり暗いね。暗い。
でも、暗いほうが書きやすいってもなんだかなぁ・・・（ブツブツ

ちなみに『朽ちた森』はすみかのことを言ってます。
なんでそんなところが好きなんだろうね・・・僕でもわからん（



さて・・・いつまで続くかなぁ・・・この落ち込み・・・僕でもわからないわ・・・
今回は一筋縄では元気にならないと思うしなぁ・・・